Happen #2: ONE Championship 鈴木虎太郎さん

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キャリアチェンジ — 人生大きな決断に必要なことは何なのでしょうか?
今回は、Thursday Gatheringでの出会いからキャリアチェンジを決断され、現在はシンガポール発のグローバルスポーツメディア「ONE Championship」で働く鈴木虎太郎さんにお話をお伺いしました。

今日はありがとうございます。まずはONE Championshipのこと、そして鈴木さんが現在の組織で何をされているのか、お伺いさせてください

ONE Championship(以下、ONE)は、2011年に設立されたグローバルスポーツメディアです。主要事業は大きく2つあり、格闘技とeスポーツです。特にアジアでは爆発的な人気があり、ミャンマーでは最高資料率87%を記録しました。

我々のミッションは実際に存在するヒーローを作り出すということに集約されます。格闘技の試合を放映するだけでなく、実際の選手の物語も広く伝えることで、人々を「自分でもできるんだ」と勇気付け、国単位で盛り上げていく。つまり、事業を通じて貧困や性差による格差といった社会課題を解決したいと考えています。例えば、シンガポールの女性アスリートがチャンピオンになったことで、彼女がシンガポールの女性たちを勇気付け、意識を変革する存在になっていたりもします。

ONEの特徴的なところは、出場している選手や従業員はアジアの武道の精神、即ち誠実・謙虚・名誉・敬意・勇気・規律・慈悲という7つの軸を徹底的に求めらることです。格闘技では、試合前に罵り合いがあったりもしますが、ONEでは試合が終わった後は、勝者も敗者もなく互いに称え合う。それが理想です。

資金調達の面でも、アメリカのトップVC(ベンチャーキャピタル)であるセコイアキャピタルからスポーツメディアとして初めて資金調達しました。また、シンガポール政府系のVCからも支援を受けています。

私はONEに4ヶ月前に転職してきたのですが、スポンサーシップの獲得を中心にセールスとして働いています。日本における、スポーツのエコシステムは未整備のところもあって、選手にお金がちゃんと還元されなかったり、協会が急に潰れてしまったり、ファンとしてもどかしいところを感じていました。ONEの登場によってこれまで1試合数十万円だった選手の待遇が変わってきています。このように持続的な発展の望めるエコシステム作りに携わっているところにやりがいを感じています。

なるほど。そんな鈴木さんがキャリアチェンジをされた経緯は、どのようなものだったのでしょうか?Venture Café Tokyoでの出会いも関係しているとお伺いしていますが。

転職する前は総合コンサルティング会社で働いていました。そこではファンドを立ち上げようとしていてVCと繋がる使命があったので、Venture Caféに足を運び始めました。行ってみたら、実際のビジネスに繋がるような出会いもたくさんあって足繁く通うようになりました。10回か、15回くらい通った頃でしょうか、ONEの日本法人社長 秦のセッションがあり、格闘技ファンということもあって参加しました。そこでONEのビジョンと持続可能なスポーツのエコシステムを根付かせるんだという情熱に感動してしまったんですね。それでセッション終了後に「応援してます」って伝えたんです。

すると、後日ちょっと話を聞いてみないかという連絡があって、気づけば転職してました。笑

転職というと大きな決断に思いますが、決断にあたって悩みませんでしたか?何が最終的な後押しになったのでしょうか?

大きな決断だったのは確かですね。でも、この機会を棒に振って後悔しないか考えたんです。前職のコンサルティング会社では待遇面、環境面含めて何の不満もなかった。ただ、「自分のやりたいこと」を真正面に見つめて考えたときに、自分の思いが勝ったという感じです。 2週間後には子供産まれるタイミングで、妻からはちゃんと考えたほうがいいんじゃないとも言われましたが、素直に思いを伝えたところ、妻も理解をしてくれました。

そんな鈴木さんの今のビジョンや目標はどんなものでしょうか?

それは二つあってですね、一つ目は格闘技って日本においては、ダーティーなイメージがあるんですが、個人的には自分の学生時代の頃のような格闘技熱を取り戻したいんです!近頃ようやく取り戻してきたんですが、ある時期を境に日本では格闘技の氷河期を迎えていたんです。それ以前は列島を揺るがすような人気だったわけですよ。それを追い越すような、日常会話の中にすっと格闘技やONEのことが入ってくるような、そんなムーブメントをつくりたいですね。

もう一つは、eスポーツをもっと盛り上げたいですね。自分はeスポーツも大好きなんです。eスポーツも歴史的にいうと、5年前は10年前はビジネスとは無縁のコミュニティベースのものだったんです。eスポーツに携わる人たちは情熱と人の心を動かすような、人の人生に影響を与えうるようなそんな力を持ってるんですね。だから、今のこのeスポーツの盛り上がりを一過性のものに終わらせず、人生かけてやりたいなと思ってます!

まぁ、すごい簡単に言うと、僕の好きな人たちに羽ばたいてほしいんです!世の中には僕と同じような思いをもっている人ってたくさんいると思うので、そういう人たちと一緒に手を取り合って変えていきたんです。そういう意味で行くと、Venture Caféにはそういう人が集まっていますよね。

最後にメッセージをお願いします!

転職を考えている方がいらっしゃるなら、その機会に取り組まなかったときに後悔しないかどうかというのを考えておくことは大事だと思います。YOLO(You Only Live Once)とも言いますが、人生は一度きりなので後悔しないことを意識するのは重要ではないでしょうか。

実は転職後もVenture Caféには足繁く通っているんです。なぜかというと、そこに素敵な出会いがあるから。かたく考えずに通うことが重要。回数をこなすというのは大事で、結局ONEとの出会いというのも偶然。足繁く通うことが偶然を必然に変えることなんだと思います。

Venture Caféは、暇なら絶対いったほうがいいですよ笑

ありがとうございました!

■お話をお伺いした方

鈴木 虎太郎氏 ONE Championship株式会社 マネジャー

早稲田大学卒業後 国内大手証券会社にて10年弱勤務。その後、 総合コンサルティングファームに転じて、VCファンド組成プロジェクト等に従事。現在はONE Championshipにてマネジャーとして勤務。

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