【開催レポート】OIC CONNÉCT #04

多様な人が交流し、学びの機会を創出するプログラムとして立命館学園とVenture Café Tokyo(ベンチャーカフェ)が主催する「OIC CONNÉCT(オーアイシー コネクト)」の4回目が、2022年12月17日(土)、立命館大学 大阪いばらきキャンパスにて開催されました。

OIC CONNÉCT #04

OIC CONNÉCTは、毎月1回、立命館大学 大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市、通称OIC)にて開催されるイベントです。参加者は、イノベーター達による講演やワークショップ等を通じて、学びながらネットワークを広げられます。

第4回となる今回は、IMPACT MAKERS DAY POWERED BY RIMIX (OIC CONNÉCT #4) と題して小学生や高校生を含む広い世代から、さまざまな考え方に触れる回となりました。

オープニングでは、立命館大学能楽部が「能 仕舞」を披露。演目として「草子洗小町」と「殺生石」が上演され、伝統芸を堪能しました。

それからOIC CONNÉCTやVenture Café Tokyoの世界観、参加する皆さんがお互いに安心して楽しむためのコツや簡単なコミュニティ・クレドの話があり、下記のセッションに移りました。

  • 小学生みらいピッチ
  • 立命館ソーシャルインパクト・ファンド投資先ピッチ&セッション
  • 高校生Impact Makersピッチ
  • これからの社会とビジネスの幸福なありかたとは~大学に何ができるのか
  • ビジネスコンテスト後の学生Impact Makers

小学生みらいピッチ

立命館小学校6年生によるピッチセッションとなりました。

モデレーター
畠 麻理奈 氏 = OIC CONNÉCT 学生アンバサダー

ピッチは、立命館小学校で実施されている小学生アントレプレナーシッププログラムに参加している小学生によって行われました。このプログラムでは、子どもが経験の幅を広げて興味の幅を広げられるかに重きをおき、体験の量を増やす・自分の興味のある分野を選択する・追求する、を大切にしています。2月末の最終報告会に向けて、現在の到達点と今後の取り組みについて発表されました。

小学生 10のPitch

  • 環境に優しい使い捨てマスクを作る
  • 話すと動く文字を作る
  • 丸い虹を作る
  • 日用品で花の活力剤を作る
  • 宇宙で生き、活躍する新しい生物についての研究
  • 新しい元素を作る
  • コンポストで簡単にゴミを処理する方法
  • 暗記版を作る
  • 何にでもくっついて離れる成分を作る
  • 盲目の人も楽しめるゲーム作り

日常から得た興味のきっかけを社会の問題課題へ発展させ、リサーチに基づく今後のアプローチ方法など、テーマを実現するための各々の考えが発表されました。

小学生ならではのユニークで豊かな発想と、立命館だから可能な大学の先生との交流によって、未来の発展につながる研究が進んでいました。

最後にプログラムを担当している正頭先生から、取り組みへの考えや今後の活動などのお話がありました。そして、ピッチを終えた小学生に盛大な拍手が送られ、セッションを終えました。

立命館ソーシャルインパクト・ファンド投資先ピッチ&セッション

社会的問題を事業を通じて解決を図る企業を支援する「インパクト投資」である立命館ソーシャルインパクトファンド。6名の挑戦者が社会への価値創造などについて語るピッチとセッションが行われました。

モデレーター
野池 雅人 氏(Masato NOIKE)
= プラスソーシャルインベストメント 株式会社 代表取締役社長

第1部 3つのPitch

セッションが始まると、さっそく3名のピッチがスタートしました。

WOTA:水問題を構造からとらえ、解決に挑む

山田 諒 氏(Ryo YAMADA)= WOTA株式会社 執行役員 インキュベーション統括

深刻化する水問題に対し、各家庭に水インフラを持つことが可能と考え、実現のための技術開発を行う。排水を再利用するシステムを用いて製品化し、災害時や感染症防対策に役立てている。今後は、世界の水問題のあるエリアや国内の過疎地域への展開を目指す。

Innovare:サークルエコノミーとカーボンニュートラルを実現する

川谷 光隆 氏(Koryu KAWATANI)= Innovare 株式会社 代表取締役

サークルエコノミーとカーボンニュートラルの同時達成を目指し、タイの天然ゴムプランテーションで天然ゴムの実を利用した新たな価値を創出するための研究開発を進めている。大阪公立大学との連携やタイの大学との共同研究によって最適化を図り、今後はタイを中心に地産地消モデルを実現していく。

komham:生ゴミの焼却処理の代替えとなるインフラを作る

西山 すの 氏(Suno NISHIYAMA)= 株式会社 komham 代表取締役

独自開発の微生物群「コムハム」で生ゴミ処理インフラをアップデートすることをミッションに、コンポストの課題に取り組んでいる。ソーラー発電のコンポストを開発し、コムハムと組み合わせて製品化に成功。今後は教材キットの販売やデータ活用にも活動の幅を広げていく。

Q&A

3名のピッチを終えると、モデレーターの野池さんから「なぜそれに取り組もうと思ったのか、モチベーションは何か」という質問が投げかけられました。

WOTAの山田さんは「中学の時に理科の先生に進められた国際会議に参加したことがきっかけです。そこで聞いた今後の深刻な水問題のことが強烈に頭に残っていたんです。」と話しました。

「やっぱり面白いからです。現地に役立ちそうな技術をもとに海外でやるのが面白いというのが一番のモチベーションです。」とInnovareの川谷さん。

komhamの西山さんは「子供のころから組織に向いていませんでした。行きたい会社がありませんでしたし、自分のやり方でやりたいという欲のほうが強かったんです。」と正直な気持ちを話してくれました。

野池さんは進行しながら、立命館の施設内に開発された製品が設置され、教育や技術開発につながる活動がなされていると説明しました。

「立命館は投資ファンドを持っている全国でも珍しい学校法人です。投資を受けた事業者がキャンパスを使って課題解決につなげたり、研究者の協力を得たり、立命館ならではの学校資源を使えるのが特徴です。」

第2部 3つのPitch

後半3名は、地方創生という地域の課題を解決していく取り組みのピッチです。

ADDress:全国創生で都市都地方の課題を同時解決を目指す

佐別当 隆志 氏(Takashi SABETTO)
= 株式会社 アドレス 代表取締役社長

「全国創生」をスローガンに掲げ、都市都地方の課題を同時に解決することを目指す。月額44,000円で全国どこでも住み放題という他拠点生活ができるサービスを運営。地域の空き家を有効活用し、都市と地方の両方に暮らすという選択肢を広げるべく活動している。

AmaterZ:センサーを使った技術とデータ活用で災害での悲しみを減らす

矢島 正一 氏(Masakazu YAJIMA)
= 株式会社 AmaterZ 代表取締役

「一人ができることを増やし、関われる人を増やし、地域のコミュニティを守り、災害での悲しみを減らす」というミッションのもと、センサーを使った技術やデータ活用でさまざまな分野で安全を確保しつつ省力化を実現している。

ナオライ:バイオの力で日本酒を蘇らせる

三宅 紘一郎 氏(Koichiro MIYAKE)
= ナオライ 株式会社 代表取締役

日本酒酒蔵の再生をテーマにしたスタートアップ。バイオの力を使って日本酒を蘇らせようと活動している。大学との共同研究によってバイオ技術の特許を取得し、事業を展開させている。ビジネスモデルを確立し、今後は日本全国での展開を目指している。

Q&A

3名のピッチを終え、野池さんは感想も含めて3名に質問しました。「イノベーションを地域で起こすには、現地の方に『新しいことをするのが本当に大事だな』と思ってもらわないと定着したり広まったりしないと思います。そういう苦労や工夫している点について聞かせてもらえますか?」

佐別當さんは、「無理やり始めないことが大切」だと言います。「現地の方が望んでいないことを都会の価値観で伝えても当然受け入れてもらえません。望まれている所で理解してくれる人と時間をかけて一緒に始めるのが良いと思っています。」

矢島さんは「分かりやすい言葉で説明するのを大切にしています。課題意識を持っていて地域に影響力がある人たちと進めていくのが良いと思います。」とコツを話してくれました。

特徴のある市場に挑む三宅さんは「皆が同じ市場を狙う世界なので、競争がない社会を目指したいと思っています。」と話します。「僕らは競争した瞬間に負けるような感じなので、新しい市場の創出だけに注力していると示すことで、一緒にやりましょう、という世界を目指しています。」

続いて野池さんから、連携していることや今後やっていきたいアイディアなど、大学や学校法人に期待することについて質問がありました。

「自分達のような会社が地域活性に向けた活動をしていることを広めるためにもアカデミックな観点でサポートして欲しい」「データ活用でなく、経験が必要なデータ取得の部分で連携していきたい」と教育機関との取り組みへ期待が挙がりました。

三宅さんからは「フードテックとバイオテックの開発で生命科学部の先生と研究していて、すごく良い結果がでています。自分たちではバイオの力を使えませんでしたが、先生との連携のおかげで実現できています。」と経験を踏まえた上で研究者との連携の効果を話してくれました。

最後に事業化や起業家を目指す方たちへ一言ずつメッセージをもらい、セッションを終えました。

高校生Impact Makersピッチ

溢れる情熱でプロジェクトを進めている、立命館附属高校生4名によるピッチが行われました。

モデレーター
小川 玲香 氏(Reika OGAWA)
= 株式会社 電通 アソシエイト・プロデューサー|総長PITCH CHALLENGE2019ファイナリスト

高校生 4つのPitch

  • 向井 涼一 氏(Suzuhito MUKAI)
    = 立命館高等学校3年生|株式会社 AilaB 最高執行責任者COO

ITエンジニア特化型のSNSを運営。交流の薄いエンジニア業界のコミュニティ開発を行っている。

  • 菅原 龍佑 氏(Ryosuke SUGAWARA)
    = 立命館宇治高等学校3年生|WITH US 代表

代替肉を日本中に普及させようと活動している。食と環境問題を同時に解決させる代替肉の将来性を見込み、事業を発展させるべく邁進している。

  • 東 紘世 氏(Kosei AZUMA)= 立命館守山高等学校3年生|NeiPia 合同会社 CEO

個別最適自立分散型教育をいつでもどこでも誰とでも同じ立場でやっていこうとしている。ローカルコミュニティ構想とワークショップサポートを実施。

  • 間 洸太 氏 (Kota HAZAMA)
    =立命館慶祥高等学校3年生|TEAM RE:LEASE

カードゲームのアプリケーションを制作。デジタルのカードゲームにすることで、ゲームを楽しめる機会の広がりやルールのわかりやすさなどを実現していく。

高校生 10年後の展望

ピッチ後に「10年後、28歳で、どんな社会を作りたいですか?どういう28歳の自分になりたいですか?」というMCの小川さんから2つの質問がありました。

「起業したいと思ったのはまずお金が欲しいと思ったのがありますが、次に社会的インパクトがある事業をしたいと思ったからです。」と向井さん。

菅原さんは「代替肉が広がって、牛肉・豚肉・鶏肉に続く4つ目の選択肢として代替肉を食べられるような社会を作っていきたいです。」と述べ、どういう自分になりたいかについては「CKOを卒業してCEOになりたい」と会場の笑いを誘いました。そして「CEOになればいろいろな業界に営業しにいったり、経験を積んで代替肉をもっと広げていきたい」と語りました。

東さんは「10年後、いつでもフラットに教育と繋がれるような社会を実現したいです。そして株式会社のCEOになって、なお寛容な人になりたいと思います。」と話しました。

「10年間はVRの研究をひたすらやりたいと思っています。」と語る間さん。「結果として、今のヘッドセットのような大掛かりなものでなく、メガネのような簡易的な装備でVRの空間に簡単に入っていけて、それが当たり前のような社会にしていきたいです。そしてVRやテクノロジーのスタートアップ企業のトップになっていたいです。」と熱い想いを述べました。

将来の展望を聴き終わったところで小川さんから「4人は普段どんな会話をしているの?」「就職と独立についてどう考えているの?」など、起業している高校生に興味深々の質問が飛び出し、会場を盛り上げました。

会場からは、起業への原動力や決断の後押しとなったことは?という質問に対して、迷っている時に先生からの一言で行動に移せたこと、高校生ならではの規模感で大人のサポートを受けながら活動できるなど、実情を語ってくれました。

最後に、ピッチとセッションを終えた4名へ大きな賞賛と激励の拍手が送られました。

これからの社会とビジネスの幸福なありかたとは~大学に何ができるのか

変化の激しい社会がこれから幸福なあり方を模索していく過程で、ビジネスそして大学はどのようなことができるのか、について語りました。

登壇者
伊井 哲朗 氏(Takuro II)
= コモンズ投信 代表取締役社長 兼 最高運用責任者

藤田 勝利 氏(Katsutoshi FUJITA)
= Venture Café TOKYO戦略/パートナーシップ担当ディレクター|PROJECT INITIATIVE 株式会社代表取締役

モデレーター
徳田 昭雄 氏(Akio TOKUDA)
= 学校法人立命館 副総長

大学との関わり

伊井さんは「30年目線で長期投資をしよう」をコンセプトに時代や世代を超えて必要とされる企業に投資し、個人の長期資産形成にもコミットしています。さらに社会課題に取り組む企業もサポートし、立命館大学とも長く関わっています。

モデレーターの徳田さんから「30年を見通すときのビジョン」を聞かれ、伊井さんは「30年後を予測するのは不可能です。しかし、どんな環境でも生き抜いていける企業があります。企業カルチャーを見抜いて強靭で持続的であるかどうかを見ていくんです。」と将来を見通す目線を教えてくれました。

藤田さんはイノベーターの育成をテーマに、事業活動と教育や研究分野に広く関わり、ベンチャーカルチャーの最前線で活動しています。徳田さんは、日本のベンチャーカルチャーの現状について聞きました。

「今は政府の方針もあって起業家を育成する大きな流れがきています。ですが、日本人には失敗を恐れる心理が国際的に見ても高いので、伸びにくいのかなと思います。それをベンチャーカフェのようなコミュニティの力で進められれば良いと思います。日本の強みはモノ作りや分析力、美意識だけでなく責任感やチームワークを重んじる力は世界からリスペクトされています。そこにアントレプレナーシップが掛け合わせられると日本が世界をリードしていけると思います。」と強く語りました。

社会とビジネスの幸福な在り方

次に、今回のテーマについて自由な意見が述べられました。

藤田さんは「ビジネスを教えるのは難しい段階に入っていると感じます。社内的責任への意識が大きな課題になってきていて、同時に経営学部の領域を超えて異分野とのつながりを増やしてリベラルに動きながら自分の専門分野を確立していくのが大切だと思います。」と話します。

伊井さんは新しい時代について語りました。「我々の仮説として、日本は2020〜2050年は世界で存在感を高める時代だと認識しています。1960〜1990年の高度成長は物の豊かさを求める時代でした。今度は心の豊かさを追求する時代で、日本が世界でもう一度大きな存在になれると考えます。」

新しい時代について、伊井さんが実感していることや懸念について聴きました。

「投資の世界はリスクとリターンで成り立っていました。近年では、そこに”社会的インパクト”が加わってきました。投資金を集めるために社会的な活動をしているように見せる”風潮”になってきています。見せかけに惑わされないように見抜いていく必要性を感じています。」と警笛を鳴らしました。

大学に何ができるのか

社会的な課題に取り組むソーシャルアントレプレナーを育てようとしていますが、大学にはどんな課題があってどうクリアしていけるでしょうか?大学の今後について聞きました。

伊井さんは「長期」がキーワードになると話します。「投資家も企業も短期での成果を求めてきました。しかし、社会的課題に取り組むには大学のような長期的な視点を持つ必要があります。大学が今後、社会課題を解決するプレーヤーとしての役割が重要になると思うので、オープンマインドで民間に開いていってくれることを期待します。」

イノベーターの育成に関わる藤田さんへは、俯瞰的な人材を大学で育てられるのか?という質問が投げかけられました。

「教える側の教員も今後の経営学とは何かを改めて考え直す必要があると思います。学生が与えられた問題を解くだけでなく、自ら学ぶ楽しさを追求できるように導くことも大切だと思っています。今後は、企業と大学の教育のボーダーレス化が期待されます。」と藤田さんは時代の変化に対応した教育と民学連携の必要性を述べました。

今日の課題

参加者のみなさんが持ち帰ってもらう課題が、登壇者の2人から出題されました。

藤田さんからは「何のためのビジネスですか?」という問いを持ち帰って、そのビジネスがどのように世の中で役立つのかを自分の言葉で発信できるようにして欲しいという課題が出されました。

「社会課題で自分が一番関心があるのは何かを考えよ」というのが伊井さんからの課題でした。自分だけでなく世の中を広く見て、一番大事にしたい社会問題から自分がやりたいことを見出して欲しい、という思いが込められた出題です。

これからの社会とビジネスの幸福なありかた、という壮大なテーマを掲げたセッションは有意義な時間となり、終了を迎えました。

ビジネスコンテスト後の学生Impact Makers

ビジネスコンテスト後の学生Impact Makersについて語られました。

モデレーター
石田 桜 氏(Sakura ISHIDA)
= オルビス 株式会社 webマーケティング担当|総長PITCH CHALLENGE2019 Sony Startup Acceleration Program賞受賞

4つの事業

  • 柳 陽菜 氏(Haruna YANAGI)
    = 株式会社 FoodFul 代表取締役|第18回立命館大学学生ベンチャーコンテスト2021最優秀賞受賞

「世界中の誰もが食で思いやりを届け、感じられる考え方と環境を」をビジョンに掲げ、子どもの食で悩む親と専門家がつながるオンラインルーム「childish」を提供。親が子どもの食に楽しみながら向き合える社会の創造に向けて活動している。

  • 田畑 春樹 氏(Haruki TABATA)
    = 株式会社 STEAH 代表取締役|総長PITCH CHALLENGE2021 Sony Startup Acceleration Program賞受賞

「サスティナビリティとテクノロジーで世の中の幸せを」をミッションに活動。バングラデシュに開発チームを設置し、社会課題を身近に感じられるようなプラットフォームの開発を行っている。

  • 川端 航平 氏(Kohei KAWABATA)
    = 立命館大学経営学部4年|総長PITCH CHALLENGE2020 総長賞受賞

受賞した事業は資金調達を得て、順調に成長。現在は最難関企業に内定している関関同立の学生を集めた就職活動支援団体を運営し、複雑化する就職活動に対して正しく努力していくための場を提供している。

  • 井上 峻之介 氏(Shunnosuke INOUE)
    = 筑波大学情報理工学位プログラム修士2年|第19回立命館大学学生ベンチャーコンテスト2022最優秀賞受賞

発達障害の子どもをサポートに対し、人がテクノロジーと共に支援することで判断の質の向上と支援の効率化を目指した支援教室を運営。親御さんと並走して子どもの明るい未来を目指している。

起業家学生 10年後の展望

MCの石田さんは、高校生のセッションから刺激を受け、4名の学生に同じ質問を投げかけました。「10年後、どんな社会を作りたいですか?どういう自分になりたいですか?」

大学卒業後に起業ではなく、就職を選んだ川端さんは「企業に入らないと得られないアセットを使って、今以上に大きなインパクトを与えるビジネスをしたい」と大きな夢を語りました。

柳さんは両親からの影響が今の事業につながっていることから「一人一人が食に対して関心や面白さを感じられる社会にしたいです。そして親が私にしてくれたように、次は私が食に関する親のような存在になっていきたいです。」と話しました。

「自分が子供のころに尊敬していたような大人になって、子どもから尊敬されるような人になりたい」と語った井上さん。尊敬していたのは塾の先生だったと話してくれました。

田畑さんは「社会課題に関心を持った瞬間から行動できる社会を作りたいです。関心があっても動けない人が行動できるようになったら、社会はもっと変わると思っています。まだできていないけれど、胸を張って世の中を幸せにしているぞ、と言える自分になりたいです。」と熱く語りました。

起業を目指す人へのアドバイス

10年後の展望をきいたところで、参加者から「若い時に伸ばしておけばよかったと思う能力やチャレンジしておけばよかったことは何ですか?」という質問があがりました。

川端さんは自分の学生時代に100万点をつけられると話し、とにかくいろんな活動に参加するのが大事で、視野を広げるには行動して挑戦してみると良いとアドバイスしました。

自分の気持ちに嘘をつかないことが大切、と話した柳さん。「事業に対する情報をたくさん得たとしても、なぜ自分が本当にやりたかったかと自分を信じ続けることが大事だと思います。」と続けました。

井上さんは「本心で話せる友達を作ると自分の成長になると思います。」と二人の意見に付け加え、大学生活の中での出会いを大切にして欲しいと述べました。

田畑さんからは参加者に対して逆質問が投げかけられ、起業経験者である登壇者と起業を目指す参加者との熱いセッションが繰り広げられました。

惜しまれる中、今回の最後のセッションも終了時間を迎えました。

最後に

小学生から大学院生までのImpact Makersによるピッチ・セッションが繰り広げられ、また、立命館ソーシャルインパクトファンドより社会への価値創造を行っているスタートアップのピッチから、大学の在り方までを議論し尽くした4回目のOIC CONNÉCT。次回は1月14日 (土) を予定しています。どのような学びと繋がりが生まれるのか。皆様のご参加をお待ちしています。

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Innovation Community Builder in Tokyo.

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