【開催レポート】OIC CONNÉCT #09
多様な人が交流し、学びの機会を創出するプログラムとして立命館学園とVenture Café Tokyo(ベンチャーカフェ)が主催する「OIC CONNÉCT(オーアイシー コネクト)」の9回目が、2023年5月10日 (水) に立命館大学 大阪いばらきキャンパスにて開催されました。
OIC CONNÉCT #09
OIC CONNÉCTは、毎月1回、立命館大学 大阪いばらきキャンパス(大阪府茨木市、通称OIC)にて開催されるイベントです。参加者はイノベーター達による講演やワークショップ等を通じて、学びながらネットワークを広げられます。
第9回となる今回は、以下の4つのセッションが行われました。
- 仕掛け学をつかって世の中をかえる! 学校 Well-being 化プロジェクト
- 大企業発×大学生発 新規事業&起業のススメ
- アントレプレナーシップってそもそも何!? 大学のアントレプレナーシップ教育の現場から
- 宇宙ビジネスの可能性 ~大阪から宇宙へ~
会場では、スタートアップや生徒・学生が作ったプロトタイプを試せるデモテーブル、OIC CONNÉCT-U #3「デザインシンキング」という勉強会も催されました。
オープニングでは、OIC CONNÉCTやVenture Café Tokyoの世界観、参加者がお互いに安心して楽しむためのコツや簡単なコミュニティ・クレドの話があり、セッションに移りました。
仕掛け学をつかって世の中をかえる! 学校 Well-being 化プロジェクト
大阪府住之江区にある公設民営学校である、大阪府立水都国際中学校・高等学校では、さまざまな探究的な学びを実践しています。水都で実施している Creative Learning では、課題から解決を考えるプロセスに「仕掛け学」を取り入れています。このセッションでは「仕掛け学で変えよう 学校 Well-being 化プロジェクト」から生まれたアイディアについて、水都国際中学高校のグループから発表されました。
登壇者
- 藤田 勝如 氏
=大阪府立水都国際中学校・高等学校教諭/Creative learning担当 - 大阪府立水都国際中学校・高等学校の皆さん
水都のCreative Learning
まずはじめに藤田先生より水都のCreative Learning では「つくること」を通して「自己に潜る」「他者を汲む」「世界の複雑性を理解する」を目標に、最終的には生徒一人ひとりがWell beingな人生を歩めるような資質や能力を身につけさせたい、という想いで取り組んでいると紹介がありました。
「便利さは豊かさか?効率性は楽しさか?”やるべき” は ”やりたい” か?を生徒に問いかけ、必ずしもそうじゃないよね、と。だけど、それらがやりたいことになったら世界が変わるかもしれない。生徒たちはすぐに世界を変えることはできないかもしれないけど、学校のさまざまな問題は変えられるかもしれないよね、とスタートした取り組みです。」と藤田先生。
アイディアの発想からプロトタイピング、最終的な成果報告まで、プロジェクトに取り組んだ生徒たちの発表を聞きました。
仕掛け学プロジェクト、3つの発表
あしあとde左側通行をLet’s Enjoy! プロジェクト
生徒が学校内で左側通行しない問題を解決しようと取り組んでいます。動物の足跡であれば面白さを感じながら無意識に一方通行ができるのではないか、というアイディアにたどり着いた学生たち。現在は実際に学校内で実施されているそうで、その様子も紹介されました。プロジェクトを通して学生たちは、強制できないことも興味を持ってもらえる形にすれば実現できること、プロトタイプの繰り返によってクオリティを高められることを学べた、と話しました。
検温占い機
面倒くさいものを自主的にやりたい!と思える仕掛けを作りたいという思いから、最近検温してる人少なくない?という問題の解決に着手しました。検温が ”面倒くさい” という生徒たちの意識を根本から変えるべく考えられた「検温占い機」。学生たちは技術的な問題やデザイン面での改善を繰り返し、検温すると今日の運勢が表示される楽しい検温機を完成させました。今後は占いにとどまらず、新しいコンテンツの開発に取り組みたいそうです。
水都消毒際
”みんな玄関の消毒フル無視問題” の解決に取り組んでいます。ライバルとの差別化も意識し、最終的に “おじちゃん” のデザインを生み出しました。ビジュアルとして面白みのある消毒器で興味を引いて利用者を増やす仕組みです。今後の課題としては、”おじちゃん” を見慣れて飽きてしまわないようにスタンプカードを作成して、毎日おじちゃんに会いたくなる仕組みを展開させていきたいと話しました。
大企業発×大学生発 新規事業&起業のススメ
近年、大企業でのオープンイノベーション創出が盛んになり、経済産業省の出向企業制度を使った大企業発ベンチャーが多く生まれつつあります。一方で、在学中に会社・法人団体等を立上げ、事業作りに取り組んでいる学生も多く、注目を集めています。このセッションでは、新規事業づくり、起業の魅力や見えざる裏側の苦労などの話を伺いました。
登壇者
- 鳥家 祥平 氏
= 株式会社JR西日本イノベーションズ プロモートチーム リーダー - 清水 雄一 氏
= 株式会社DIFF. 代表取締役社長 - 森本 陽加里 氏
= 一般社団法人Focus on 代表、立命館大学産業社会学部3回生
モデレーター
- 奥野 誠 氏
= 株式会社JR西日本イノベーションズ 代表取締役社長
はじめに株式会社JR西日本イノベーションズの奥野さん、同社で鉄道ファンビジネスを手がける鳥家さんに続き、登壇者の自己紹介がありました。
森本さんは自身の経験をもとに、あなたの記入した疲れや困り事を安心できる人のもとへ伝え、あなたが頑張りすぎないように伴走してくれるバディのようなアプリ「Focus on」のアプリ開発を進めています。
清水さんは「足が喜ぶ、あしたをつくる。」をビジョンに掲げ、左右別サイズでのシューズ購買を世の中の当たり前にしたいという想いで事業を展開しています。出向起業制度で、ミズノに籍を置きながら事業を運営しているそうです。
鉄道ビジネスの展望について「鉄道で人生を豊かに」を掲げています、と鳥家さん。目標を立てて承認をもらってスタートしましたが、正直ひとつも予想どおりに進まないと実感しています。ポジティブにもネガティブな面でも、計画はこんなにも外れるんだと。」
これから事業を展開していく森本さんは「計画性はまだまだだったのですが、アプリの公開に向けて具体的なプランを考え始めました。ベータ版に対して想定以上の反応が得られたり、やはり計画どおりにはいかないな、地道にやらないといけないなと感じています。」と話しました。
KPIの数字以外に大切なことを聞かれると「人の声がかなり大事だなと思います。数字では見えない裏の部分、つまり感情の部分を大切にしていきたいと思っています。」と話す清水さん。「商品を購入してくれた方には積極的にインタビューしています。」
鳥家さんは「重要なKPIを設定して、ブレずに求めていっています。KPIと呼べそうな数字はたくさんありますが、その中でも限られたリソースを投下することになるので、KPIの定め方とPDCAの回し方にこだわって事業を進めています。」と自身の考えを述べました。
学生起業家からに質問
学生でありながら起業している森本さんから、鳥家さんと清水さんに質問が投げかけられました。就職するタイミングで今の事業をやりたかったのでしょうか?それと、就職経験なく起業することに対してどう思うでしょうか?
学生でありながら起業している森本さんから、鳥家さんと清水さんに質問が投げかけられました。就職するタイミングで今の事業をやりたかったのでしょうか?それと、就職経験なく起業することに対してどう思うでしょうか?
清水さんは「サッカーシューズを作りたいという想いで入社しています。今の事業への使命感に気づいたのはごく最近で、まさか自分が起業するなんて想像もしていませんでした。ただ、靴に興味はあったので、領域としては同じかなと思います。」そして起業については「やりたいことに対して、起業しないと本当にそれができないのか?を考えるべき」と清水さんが気に入っている言葉が紹介されました。
清水さんは「サッカーシューズを作りたいという想いで入社しています。今の事業への使命感に気づいたのはごく最近で、まさか自分が起業するなんて想像もしていませんでした。ただ、靴に興味はあったので、領域としては同じかなと思います。」そして起業については「やりたいことに対して、起業しないと本当にそれができないのか?を考えるべき」と清水さんが気に入っている言葉が紹介されました。
出向起業制度で起業している清水さんは「一番は企業のブランド力やリソースを活用できる点です。その企業から外に出ると、本当に自分は何者でもないなと痛感します。自分の力よりも大きいことができるというのがメリットだと思います。デメリットは、自分の思うように進まないという点と意思決定の幅が限られる点です。」と述べました。
鳥家さんは「企業の力があるとメディアから興味を持ってもらえます。安心を与えられるブランド力や人を集めやすい環境は大企業の強みだと思います。一方で、新規事業でも成功している既存事業と比較されてしまうのが難しい点です。」と話しました。
奥野さんからも、大企業の名があると話を聞いてもらいやすい、という実体験が共有されました。
最後に、登壇した皆さんから一言ずつもらい、セッションを終えました。
アントレプレナーシップってそもそも何!? 大学のアントレプレナーシップ教育の現場から
最近よく耳にする、アントレプレナーシップ。日本語にすると「起業家精神」と訳されることが多いですが、そもそもどのような意味なのでしょうか?このセッションでは、アントレプレナーシップについて考えるとともに、大学のアントレプレナーシップ教育の現場で活躍されている担当者から、大学がどんな想いでアントレプレナーシップ教育のプログラムを開催しているのかなどを聞きました。
登壇者
- 林 永周 氏
= 立命館大学 経営学部 経営学科 准教授 - 濱田 格雄 氏
= 大阪大学 共創機構 イノベーション戦略部門人材育成室 室長 特任准教授 - 服部 真人 氏
= 学校法人関西大学 事業推進局長 - 佐野 芳枝 氏
= 関西学院大学研究推進社会連携機構事務部 社会連携課/院内講師(国際学部・理学部) - 中川 賀史 氏
= 国立大学法人奈良先端科学技術大学院大学 教育推進機構 イノベーション教育部門 特任准教授 - 仲西 正 氏
= 学校法人立命館 総合企画部 起業・事業化推進課 課長/RIMIX事務局
モデレーター
- 野崎 麻衣
= 大阪産業局スタートアップ支援事業部
アントレプレナーシップとは?
そもそもアントレプレナーシップとは何なのでしょうか。「アントレプレナーシップは、アクションなんです。」と立命館大学の林さんは語り始めました。
「みなさんが個々にビジョンを持ちながら、世界を変えるために何かアクションを起こすことなんです。何もないのにアクションだけ起こしても意味がないので、大切なのは、正しく問題を設定して、その問題解決のために工夫して、出てきた成果をフィードバックして拡大していくことです。それがアントレプレナーシップだと考えています。」
続けて、濱田さんから大阪大学、服部さんから関西大学、佐野さんから関西学院大学、中川さんから奈良先端科学技術大学院大学、そして仲西さんから立命館大学でのアントレプレナーシップへの取り組みについて紹介され、各大学のプログラムの特徴を理解しました。
なぜ大学でアントレプレナーシップ教育に注力するのか
アントレプレナーシップ教育や起業につながるようなカリキュラムに力を入れている理由を聞きました。
大阪大学について濱田さんは「理系の研究大学なので、有能な研究者を育てるのがミッションです。アントレプレナーシップはチャレンジ精神やフロンティア精神へつながります。」と切り出します。
大阪大学ではアントレプレナーシップを「自らコントロール可能な範囲を超えて好機とリソースを追い求め、社会の課題を解決することにより新たな価値を創造して、維持可能な形で提供し続けること」と定義づけているそうです。
「大切なのは”自らコントロール可能な範囲を超えて”という部分。大学は研究者を育成しますが、個人でできる範囲は限られます。アントレプレナーシップ教育によってさらに優秀な研究者を育てられると考えています。」と述べました。
服部さんによると、関西大学には「学の実化」として研究内容を実際の社会の動きへ循環させるという理念と、Kandai Vision 150という指針において行動力と革新力を持つ人材を育成するという2つがあるそうです。「激変する社会に応じる人材を創出しています。」
佐野さんは関西学院大学について「学生には真に豊かな人生を歩んで欲しいという想いがあるので、キャリア選択の一つとして起業もあると考えて、キャリアセンターと共に取り組んでいます。」と説明しました。
奈良先端科学技術大学院大学の中川さんは「研究に邁進するばかりで社会のことをほとんど知らない学生が多いんです。アントレプレナーシップ教育でのさまざまなワークショップを通して、視野を広げると同時にコミュニケーション能力の向上も行っています。」と学生の特徴を踏まえて説明しました。
立命館大学では「自由と清新」の建学の精神を創立時から理念に掲げている、と話す仲西さん。「イノベーションのためにはさまざまな結合や挑戦が重要です。アントレプレナーシップの心構えを身につけることが、大学として社会へ貢献していけると考えて力を入れています。」
アントレプレナーシップ教育で大切にしていること
服部さんは「起業家の数は求めておらず、裾野を広げることをテーマに掲げて、学生の内発的動機を大切にしながら取り組んでいます。」と関西大学の方針を紹介しました。
「挑戦のハードルを下げて、挑戦する学生を増やしたいと思っています。」と語るのは関西学院大学の佐野さん。失敗を怖がる学生が多いので、失敗は怖くない・失敗は次の経験になる、という考えが身につくようなプログラムや企画を試みています。」
奈良先端科学技術大学院大学では、ドクターコースに進むか起業するかで一つを選択するのではなく、両方を勉強する学生が増えてきているそうです。起業がうまくいかなくてもドクターに進む、というキャリアパスも考えられています。
登壇者の熱いトークを受けて、質疑応答では熱心なやり取りが繰り広げられ、時間を惜しまれつつもセッションは終わりを迎えました。
宇宙ビジネスの可能性 ~大阪から宇宙へ~
宇宙ビジネスの主役は国家や大企業中心の事業からさまざまな民間企業へ広がり、とくにスタートアップの躍進が非常に目立っています。大阪は、先駆けて2009年に衛星を製造・打上げの快挙を成し遂げる、まさにベンチャー精神が宿る街。宇宙スタートアップや有識者が集い、宇宙ビジネスのトレンドやその可能性について語りました。また、宇宙スタートアップの入口としてはじまった、内閣府やJAXAが開催する宇宙を活用したビジネスアイデアコンテスト「S-Booster 2023」の紹介や過去受賞者による応募から受賞までのリアルな話を聞きました。
登壇者
- 白石 祐嗣 氏
= 内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 技術参与 - 夏目 典明 氏
= 京大オリジナル株式会社 ソリューションデザイン部 シニアコンサルタント - 水島 淳 氏
= 西村あさひ法律事務所 パートナー - 大西 正悟 氏
= 株式会社Space quarters 創業者/代表取締役CEO - 児山 浩崇 氏
= 株式会社PITTAN CTO - 福海 由加里 氏
=宇宙人クラブ 設立者・会長/パナソニックGame Changer Catapult コミュニティースペシャリスト
モデレーター
- 佐藤 将史 氏
= 一般社団法人SPACETIDE共同設立者 理事兼COO
S-Boosterとは
S-Boosterについて、宇宙政策のトップ機関である内閣府の宇宙開発推進戦略事務局の白石さんより紹介されました。
「S-Boosterは、宇宙を活用したビジネスアイディアコンテストです。現代の社会生活は宇宙システムなしでは成り立ちません。その背景を踏まえ、政府として宇宙産業に参入しようとするスタートアップや学生を支援するプログラムです。」
続けて「S-Boosterは内閣府が主催になり、JAXAなどの関係機関や民間企業からのスポンサーによって成り立っています。ファイナリストになると約3ヶ月のメンタリング期間が設けられます。提案したビジネスプランをブラッシュアップして事業につなげることを狙いにしています。」と説明する白石さん。
コンテストにおける大企業とのマッチングや破格の賞金、日本にとどまらない募集範囲などが紹介され、受賞後の展望が広がりました。S-Boosterは参加者を絶賛募集中。コンテストの内容が共有され、認知を広める機会となりました。
宇宙ビジネスの位置付け
宇宙ビジネスは本当にイケているのでしょうか?とモデレータの佐藤さんが問いかけました。
京大発の宇宙関連ベンチャーの立ち上げに取り組む夏目さんは「宇宙に街を作ると考えると、未知なる研究領域がたくさんあると思う。それに挑戦していく姿は、美しいと思います。」と述べました。
宇宙ビジネスを専門とする弁護士の水島さんは「マーケットサイズが大きく、グローバルにビジネス展開できる要素があります。今後の社会には欠かせない大事なビジネスですし、世界にドミナントプレーヤーがいない点が面白いです。」と勝算が高い新しい領域であることを示唆しました。
宇宙人クラブの活動や大企業の新規事業創出活動として宇宙ビジネスへの働きかけを行っている福海さんは「宇宙はパワーワードなんです。」と話します。「ロマンや憧れを感じるし、好きな人も多いし好奇心をあおる。宇宙ビジネスは新しいがゆえに若い人も活躍しやすいのが魅力だと思うんです。」
ビジネスコンテストの意義
S-Boosterの受賞者である大西さんと児山さん。コンテストで人生が変わったとも言えるお二人に、ビジネスコンテストの意義や価値を聞きました。
次世代の宇宙建築技術の提供に取り組む大西さんは、2つの意義があったと話します。「一つは、宇宙分野ではない私たちが考えてきたものが、有識者の方々にブラッシュアップしてもらいながらポジションを確立できたし、勉強できた点。もう一つは、最優秀賞を取れなかったことで、自分たちに足りないことや考え直さなければいけないことに気づけました。」
分析化学の民主化により、宇宙の「健康美」への貢献を実現しようとしている児山さん。「コンテストに参加して、宇宙を好きな人がたくさんいるなってことに背中を押されました。受賞したときに企業からもらったアドバイスは、大きな気づきになりました。コンテストに出なければ得られなかったと思います。」と経験を話してくれました。
関西圏の宇宙ビジネス
関西圏から宇宙ビジネスをどう発展させられるでしょうか?関西での活動では何を目指すべきでしょうか?
大西さんに聞きました。「ポテンシャルは人だと思います。関西に住んでいる人をどう活かすか。どう巻き込んで、どうモチベートして一緒に新しい世界へ進んでいけるか。それが命題になってくるのかなと思います。」
「関西らしい笑いも、町工場の技術も、関西にはいろんな人を巻き込むエネルギーがあると思うので、それらを使いながら宇宙産業を盛り上げていくことがとても重要ですよね。」と話すのはモデレーターの佐藤さん。
「いろいろなアイディアを考える人が大切になってくるので、大学やコミュニティ活動で自由な発想を持って旗を振れる人が生まれてくると宇宙業界が盛り上がってくるし、関西経済圏も元気になってくるかなと思います。」とまとめました。
とても活発なディスカッションとなった本セッション。会場の熱が冷めぬまま、今回のOIC CONNECTも幕を閉じました。
最後に
仕掛け学をつかって世の中をかえようとする水都国際中学高校の取り組みや学生達のプロジェクトにより、将来的なWell-Beingの在り方を学び、大企業の中での事業立ち上げや学生起業の難しさと楽しさを知り、大学でのアントレプレナーシップ教育についてを語り合い、宇宙ビジネスの無限の可能性を感じた9回目のOIC CONNÉCT。次回は6月2日(金)を予定しています。どのような学びと繋がりが生まれるのか。皆様のご参加をお待ちしています。
詳細&Sign-up:https://oic-connect-10.peatix.com/